「自律神経の乱れ」ってよく聞くけど・・・?

2022年10月5日

● そもそも「自律神経」とはなに?
体を活動させる「交感神経」と、体を休ませて回復させる「副交感神経」の二つの神経で成り立っています。
状況に応じてどちらかが優位になることで、体のあらゆる働きを調整してくれます。


「自律神経が整う」とは?
体をアクティブモードにする交感神経は、活動する昼間に働き夜間に休みます。一方、体や心をリラックスモードにする副交感神経は、昼間は休み睡眠をとる夜間に働きます。この二つの働きや休みの幅が大きく均等であることが
理想で、その状態が「自律神経が整っている」ということです。

「自律神経が乱れる」とは?
ストレスや緊張といった感情の乱れ、昼夜逆転の生活、偏った食事による生活リズムの乱れ、加齢によるホルモンバランスの変化により自律神経のバランスは乱れやすくなります。その結果、血行の悪化や腸機能の低下などにより、
肩こり、頭痛、イライラ、睡眠不足、肌荒れ、便秘などの体の不調を引き起こすことです。

今日から始められる解決法
まめに背筋を伸ばして深い呼吸をして自律神経を整えよう!
長時間机に向かって仕事をしていたり、本やスマホの画面を見続けていたりしていると、姿勢に気を付けていても
猫背になってしまいがちです。猫背の姿勢では気道が狭くなり、圧迫されるので、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなってしまいがちです。背中が丸くなっていると感じたら、背筋を大きく伸ばし、手を広げ、胸を広げて深く呼吸をしてみましょう。また、ゆっくり呼吸すれば副交感神経が高まり血行も良くなります。数回繰り返しましょう!

シャワーよりお風呂に入ろう!
お風呂に入ると体温が上昇して皮膚の毛細血管が広がり、血液の流れがよくなります。また水圧により手足にたまった血液が押し出されて、血液の循環が促進されます。シャワーではこのような効果が薄いため血流量が増えません。できるだけお風呂に入りましょう!

寝る前にリラックスして血行ををよくしてから布団に入ろう!
寝ている時に血行が悪いままだと、眠りが浅かったり手足が冷えたりして、朝スッキリと目覚めることができません。原因のひとつは、布団に入った時に体の力が抜けない状態のままであることです。寝る前に体をリラックスさせることを心がけましょう。

正しい食事法で腸内環境を整える!
早食いは交感神経が急激に高まるので厳禁です。よく噛んでゆっくり食べることで副交感神経の働きが高まり消化・吸収がアップします。血糖値の急上昇を抑え、肥満を防ぎます。水溶性食物繊維を多くとれば便秘も解消します。
お酒を飲むときは同量の水を飲んで、脱水症状と腸内環境の悪化を防ぎましょう!

簡単なことから始めて体を整えていきましょう!

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