寒暖差アレルギーにご注意!

2024年09月28日

寒暖差アレルギーとは、気温差に身体が対応できずおこる症状、つまりくしゃみや鼻水など
の症状が止まらなくなることです。これが寒暖差アレルギーと呼ばれています。
正式名は「血管運動性鼻炎」といい、身体のアレルギーとは関係がありません。
寒暖差アレルギーの症状
・くしゃみ、鼻水
鼻水やくしゃみがでるのが特徴です。咳がでることもああります。花粉症や風邪の症状と
似ていますが、寒暖差アレルギーはウイルス感染によるものではないので、発熱はありま
せん。風邪の鼻水は黄色なのに対し、寒暖差アレルギーの場合は鼻水は透明です。
・身体のかゆみ、じんましん
自律神経は肌との密接な関係があります。気温が低いと手足が冷たくなりますが、これは
血管が縮小して血液が指先まで行き渡らなくなるためです。血のめぐりが悪くなることで
肌が乾燥して荒れやすくなりかゆみがでます。かゆみがでることで、かきすぎにより
じんましんになってしまうことがあります。
●寒暖差アレルギーの原因
寒暖差アレルギーが起こるのは自律神経の乱れが原因です。自律神経が円滑に対応できる
温度は7度と言われています。
自律神経は寒いときには体温を保持し、暑いときは体温を発散させる役割をになっています。
気温差による刺激が鼻粘膜の血管を広げ、むくむことにより症状を引き起こします。
自律神経が円滑に対応できるのは気温差が7度までなので、これを超えたときに反応が
起こるのです。
一般的には女性に起こりやすい症状です。女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、体内で
熱を作るのが苦手なためです。そのため女性は冷え性になりやすく、冷えが自律神経の
働きを乱してしまうことがあるからです。
●寒暖差アレルギーの対処法
・寒暖差アレルギーを治す薬はありませんが、症状改善として耳鼻科では抗ヒスタミン剤や
副腎皮質ホルモンなどが処方されます。
・自分で、ツボを押してみるのも効果があります。
寒暖差アレルギーの原因は自律神経のバランスの乱れです。自律神経は交感神経と副交感神経
からなりたっており、この2つの神経がバンランスよく働くと体内調整が円滑になり健康な
状態でいることができます。
神経の乱れを整えるには緊張状態にある身体をリラックスさせる必要があります。
簡単にできる方法はツボ押しです。
「外閑(がいかん)」と呼ばれるツボは手首から指にかけての痛みに効くツボですが、神経の
乱れの調整にも効果があります。
場所は両手にあり、手の甲側の手首の中央からひじに向かって指3本分上です。反対側の人差し
指でゆっくり息を吐きながら5秒押すのを左右3回ずつ行います。
その他日常生活での心がけ
・温度調節をしやすい服の組み合わせにする
・マスクで外気との寒暖差を少なくする
・体力をつけるために軽い運動をする
・ぬるめの湯船でゆったりと温まる
※これから寒くなる季節ですので、このようなアレルギーにも注意して健康に過ごして
 くださいね!


交通事故バナー

初回限定価格