上手く夏を乗り切りましょう!
2024年06月30日
夏を上手く乗り切るためには、夏バテ予防をしましょう。
●エアコンの設定温度に注意
人の身体に負担がない温度差は5℃と言われています。職場や自宅でも身体を長時間冷やさないように、冷房の設定温度は26℃~28℃位を目安にしてください。また、職場などで設定が変えられない場合は靴下を履いたり、ひざ掛けを用意して、身体を冷やさないように工夫しましょう。
●バランスの良い食事を摂る
食欲がなくてもできるだけ朝昼晩3食摂るようにし、特に朝食を抜かないようにしましょう。
暑い環境では体内の水分が汗として放出され、立ちくらみや熱中症になりやすいため、汗をかいたら必ず水分を補給しましょう。また、夏場はビタミンB1の消費が激しく不足すると、糖質をエネルギーに変えられず疲労感が蓄積されやすくなります。ビタミンB1を豊富に含むうなぎ、豚肉、ほうれん草、ごまなどを適度に摂取し、相性の良いアリシンを含むニンニク、ニラ、ネギなどと一緒に食べると、ビタミンB1の吸収が良くなります。
●睡眠をしっかりとる
熱帯夜などで寝苦しい夜は、頻繁に目が覚めてしまい、良い睡眠をとりにくくなります。
睡眠不足は自律神経やホルモン、免疫の働きを低下させる原因となり、快眠できると言われる
26℃~28℃、湿度50~60%の環境を整えてみましょう。
また、長時間冷房の空気に身体がさらされないようにタイマーを活用したり、扇風機を自身がいる反対の壁や天井に向けて部屋の空気を循環させたりしましょう。
●適度の運動をする
日頃から適度の運動習慣を身につけることは、自律神経の働きを整えるほか、ストレス解消や食欲増進にも有効です。日中の最も暑い時間を避け、早朝や夕方以降の涼しい時間帯に、ウォーキングやラジオ体操など軽い運動をするのも効果的です。
●シャワーで済まさず湯船に浸かる
気温や室温が暑いと入浴もおっくうになり、シャワーで短時間で済ませがちですが、夏場もしっかり湯船に浸かることが大事です。
屋外の暑さと屋内の冷房による冷えにより、身体の体温調節や自律神経が乱れていることが多いため、38℃程度のぬるま湯に10分~20分程度浸かることで、副交感神経が優位になってリラックス効果をもたらします。